岡本麗子は、課長に昇進し、仕事が忙しくなった夫博が、電話でも部下の南浩太を怒鳴りつけ、彼女にもつらく当たるので、気が休まらない。近所の貸し農園の老夫婦との会話が唯一の抜きだったが、ある日…。
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中2の高田陽子は、クリスチャンになる前、失職して酒浸りになり、母を過労で死なせた父をいまだに赦せない。そんな彼女は、ある日、小さな女の子を助けた高1の奥田弘樹に夢中になるが、彼も父と同じクリスチャンだった…。
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和泉七海の家は、母・紀子と父・正之、猫ソラの4人(?)家族。たまに遊びに来る祖母・広江の一人暮らしを心配する正之と紀子だが、ひょんなきっかけから、七海の幼なじみで近所の動物病院の息子・健人やその母の美幸と共に、健人の祖父・隆のいるケアハウスを訪問する。そこで……。
高校2年の小室真は、親友の木村恒次やそのガールフレンド九条愛と、修学旅行を楽しみにしている。だが母が交通事故で入院。真は旅行費用を自分で工面しようとアルバイトを始めたが…。
北海道のホスピス病棟で働くソーシャルワーカーの純一は、クリスチャンの妻江理子と彼の両親に支えられながらも多忙で疲れ気味。患者の真理と、見舞いの鈴木牧師との出会いから、見えざる神に心を向け…。
石塚としこの両親はケンカが絶えず、母は彼女が小6の時に一人家を出る。それからのつらい日々に、としこは父と母への憎しみを募らせるが、彼女の唯一の友はクリスチャンの前田義也だった。…
結婚4年目に、待ちに待った赤ちゃんが宿ったことを知った大西千博は、母親学級で暗い表情をした田中久美に出会う。彼女が出産恐怖症になっていることを知ったクリスチャンの一穂は…。
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村山みちるは、何かにつけてネアカな妹洋子と比べられる。ある時、自分の好きな前田敏明を妹も好きだと知って、心に芽生えたしっと心や憎しみに苦しみ…。
難産の末、男の子を出産したクリスチャンのさつき。同じころに出産した親友のあけみは、夫が何も手伝ってくれないと怒って家出してしまう。あけみを慰めながら,さつき夫妻は出産の意味を考える。
遠藤あかねの思い出すメロディーは、幼いころ、あかねを預かってくれた女性が口ずさんでいたものだった。母がその女性のことを話そうとしないのはなぜなのか。あかねの自分探しの旅が始まった。…
福島の貧農の家に生まれた節子。兄は戦死、姉も芸者に売られ、自らも住み込みの奉公に出る。彼女の慰めは、奉公先から見える故郷の吾妻小富士だった…。半実話“この指”版「おしん」。
総合病院の精神科医で定年間近の榊原隼雄は、ベッド数の大幅削減と、自身も地方の分院への出向を打診される。妻にもなじられ、娘一家の住む金沢へと向かった傷心の彼は、冬の日本海で…。
青春高校2年バレー部の加藤政志は、二人の部員仲間と共に電車で帰宅の途中。クリスチャンの政志は、二人に勧められいやいやシルバーシートに座るのだが、そこに一人のおばあちゃんが…。
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高校2年の松本陽子の宝物は、心の中をなんでも話せる日記帳だったが、母がそれを読んでいたことが分かり、大ショック。母を赦せない彼女に、バスケ部の先輩でクリスチャンの尾崎さんは…。
中学2年の高野恵には、クリスチャンで優しい大学2年の兄がいる。少しわがままな恵は、クラスの料理の時間にドジをやり、仲良しの佳子に怒られたことからキレてしまい、家に帰っても収まらず…。
中学2年の宏明は、最近、父親と争いが絶えない。彼を男らしく育てようと野球をやらせてきた機械工の父は、最近ギターに夢中の彼が我慢ならないのだ。そんなある日、父が工場で事故に…。